妊娠中の「肩こり」
こちらも辛いマイナートラブルですね。
妊娠前から慢性肩こりがあった方は、妊娠をきっかけに余計に悪化、肩こり知らずだった方は妊娠をきっかけに肩こりがはじまりつらい、妊婦さんの肩こりはほとんどの方が経験されていると思います。
肩こりとは背中にある肩甲骨が前に倒れ、猫背になり肩周りの筋肉が縮み血液循環が悪くなり痛みや重だるさを感じる状態です。
なぜ肩甲骨が前に倒れ猫背になってしまうのか。。。?
妊娠中の骨盤と大きく関係があります。出産に向けて骨盤はひらいていきますが、お腹の赤ちゃんも日に日に成長して重くなるため、その重みをカバーしようと骨盤が横に開きながら前にも倒れやすくなります。
前に倒れた骨盤は腰や背中の筋肉を引っ張り、腰痛や背中の張りや痛みがでて、次に肩甲骨まで筋肉の引っ張りは到達し肩も前にたおれ猫背になります。
猫背になると今度は首の骨格が前に引っ張られ筋肉が縮みストレートネックと呼ばれる首の曲線がまっすぐな状態になり首こりや頭痛まで起こります。
体は全部つながっている
女性の骨盤、肩甲骨、頭蓋骨はつながっているため、一か所が硬くなりはじめると連動して関係している部分も不調になるのです。
そのため、妊婦さんが肩こりを抱えている場合は、だいたい腰もカチカチにこわばり、頭もパンパンに硬くなっているケースが多いです。
妊婦さんの肩こりを解消するにはどうしたらよいか。。。?
骨盤を起こすこと!です。
お腹が重いので、意識してないと肩甲骨と骨盤はどんどん前に倒れていきます。ソファに座っているとき、仕事中パソコンを操作しているとき、電車を待つホームでの立ち姿勢、スマホを見る姿勢、料理を作っているとき、寝ているとき。
どんな動作をしていても妊婦さんの肩甲骨と骨盤は前に倒れやすく、肩こりが悪化しやすいです。
肩こり解消のために骨盤を起こすには。。。?
1 2つのチェックをして姿勢を意識してみましょう
二の腕のつけね、肩の位置が自分のあごより前に出ていませんか?
仰向けになったときに、肩はベットや床についていますか?
両方とも、またはどちらか1つでも当てはまっていたら猫背で骨盤は前に倒れています。
ココに気づいたら、今日から背筋を伸ばし猫背になっていないか意識をしてみましょう。意識をして気をつけるだけでも今までより必ず背筋がのびて骨盤が起きるようになります。
骨盤が倒れている状態は子宮を圧迫しやすく赤ちゃんも苦しい、骨盤の中の血行不良にもなり切迫早産のリスクも高くなります。
産後の骨盤のひきしめや体力の回復にも影響してくるので妊娠中にぜひ猫背をなおしましょう!
2 骨盤を起こすストレッチを毎日行う
・ひとつめのおすすめストレッチは以前の記事にも書いた妊娠中の足のむくみにもよいストレッチ
・ふたつめはスクワット
妊娠中はお腹が重く体のバランスを保つのが大変なので壁に背中をつけて足を肩幅に開き、ゆっくりと膝を曲げて行います。
リズムは本当にゆっくり、回数もたくさん行う必要はなくご自分のペースで10回とか15回とかでよいです。10~15回でも結構キツイ!
スクワットは内転筋という膝と骨盤を支える筋肉を使いますが、この内転筋は出産のいきみや産後の抱っこの姿勢や動作にもよく使う筋肉で絶対に筋力があったほうがいいです。
腰痛、膝関節痛、肩こり、足のむくみにも関係があるのと妊娠中に筋力が落ちやすい内転筋です。
ぜひ鍛えましょう!!
コージーセンツのマタニティマッサージでは妊娠中に変化する骨盤、肩甲骨、頭蓋骨の動きをチェックして、カチカチに固まっている場合は緩めながら動きをよくしていき、ゆるみ過ぎている場合はバランスをとりながら少し締めていきます。
妊娠中の体は上手に緩めていくことが大切で、逆に緩みすぎは何かの瞬間にガクンと骨盤が緩み、早産や出血などのトラブルが起こりやすいのです。
緩みすぎはダメ、カチカチに固まってもダメ、バランスが大切です。
妊婦さんの肩こりも肩だけケアするのではなく、つながっている骨盤や頭蓋骨も整えていくのが回復を早めるポイントです。
産後の骨盤や体調にも影響するのでぜひ猫背のチェックとストレッチをなさってみてくださいね!
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