妊娠中のつらいむくみはコレで改善する!/東京日本橋のマタニティマッサージ

妊娠周期27~28週頃からお客様のつらい症状として増えるのが、今まではそんなに感じなかったのにだんだんつらくなってくる

「妊娠後期の足のむくみ」

お客様の足の状態を観察すると前回のケアの時はこんなにむくんでいなかったのに、今日は足がパンパンで施術の最初は指が筋肉にはじきかえされるくらいになっていてお辛そうです(>_<)

 

妊娠中のむくみ、本当に皆さんのつらい困った症状上位3つの中に入りますね。

特に妊娠後期に入ると骨盤の拡がりも大きくなり姿勢が変わりお腹の赤ちゃんの重みも増え足への負担が大きくなります。

 

妊娠中のむくみは様々な原因が考えられますが

① 栄養不足・貧血がある

妊娠前からむくみやすかった方は、妊娠によりさらにむくみが進行してしまうケースは多いのですが、妊娠初期につわりが長引いている方はむくみが起こるケースは多いようですね。

食事が十分摂れないため、栄養不足により血液と体の中の水分の循環が悪くなるためです。貧血があっても血液が薄くなるので血液の循環が悪くなりむくみにつながるケースがあります。

食欲が回復したらぜひしっかり食事するようにしましょう!

② 水分不足している

体の中の水分が足りていないと、防御反応が起こります。水分足りない⇒これ以上水分が足りなくなると危険だ!とジャッジして体の中に水分を溜めこもうとします。そうなると老廃物まで溜めこんでしまいます。

また、汗もかきにくくなり、代謝がダウン。冷えも進み、むくみはさらに悪化します。

③ 味の濃いもの・脂っぽいもの・甘いものをよく食べる

塩分の高いもの、脂っぽいもの、甘いものをよく食べるという方、むくみやすくなります。体の中の血液と水分は並行して体の中を巡りますが高い塩分、脂分、糖分は血液の流れをドロドロさせるので並行して流れる水分の流れも悪くなります。そしてむくみが悪化してしまいます。疲れてストレスを感じ甘いもの、しょっぱいもの、脂っこいものを食べてしまう、なんてお声も聞きます。その場合はストレスを解消することも必要ですね。十分に眠る、好きなことをしてご褒美時間を作ってストレスケアをなさってくださいね!

④ よく眠れない・睡眠不足だ

睡眠不足は代謝をダウンさせるのですよねー。ダイエット中も睡眠が足りてないと効率よくサイズダウンできません。

体の中の水はけを悪くして、むくみの原因をつくります。眠りと関係が深い自律神経が乱れ日中も疲れやすい悪循環のオンパレードになります。

 

でも、ある程度のむくみは出産に備えて自然現象です。特に妊娠後期はお腹の赤ちゃんの成長も高まりどんどん赤ちゃんに血液、栄養、水分を送り込みます。羊水もグーンと増えますね。その運搬役が薄い血液なのですが、水分を体に増やして血液を薄くして赤ちゃんに必要なものを運ぶようになります。

そのためにある程度の水分が増え溜めこみ、それがむくみの状態で現れることになります。

 

 

◉むくみを楽にするには◉

 

① 足首、手首、首。首とつく部分を冷やさないようにしてください。冷えはむくみに大敵ですが、首とつく部分から冷えは入り込みます。

② 足をよく動かしましょう 動かすことで動きが悪くなっている血液と水分が流れるようになります。冷たすぎない水分を摂りながら動かすことで汗をかけるようになりますし、毛穴が開き老廃物もでやすくなりますし、むくみも楽になります。椅子に座っているときに足首を車のワイパーのように左右に前後にも動かすだけでもいいんです!

③ 貧血を解消しましょう!!妊娠中の貧血、お客様の中にもとても多いです。 貧血改善に大事なたんぱく質不足の方も多いようです。

貧血になると血液が薄くなり血液・水分の巡りが悪くなります。そうすると体の中に水分が溜まるようになりむくみにつながります。末端への血液も行き渡りにくくなりますね。

貧血を改善するには、ビタミンB12葉酸コツコツと毎日食べ合わせ血液を元気にしましょう!

・血液をつくるのに欠かせないビタミンB12が豊富に含まれる食材・・・しじみ、あさりなどの貝類 レバー 牡蠣 卵黄 さば 干しのり

不足すると貧血を招くほかに、疲れやすく動機や息切れ、記憶障害、感覚障害、うつなども引き起こしやすくなります。

貧血だけでなくつらい症状ばかりですね。ぜひビタミンB12はしっかり摂りたいですね。

・造血のビタミンともいわれる葉酸を多く含む食材・・・とうもろこし ほうれん草 納豆 アボカド 枝豆 アスパラガス レバー いちご 干しのり

特に妊娠中、授乳中は不足しがちになる葉酸も毎日しっかり摂っていきたいですね。

・鉄分不足の時は特にヘム鉄を!・・・豚・鶏・牛レバー 牛肉 めざし いわし かつお まぐろ 

ヘム鉄って非ヘム鉄より2~3倍以上の吸収がよく他の食品と食べ合わせた時に吸収されにくいなどの心配もありません。

非ヘム鉄を多く含む食材・・・小松菜 枝豆 ひじき ほうれん草 水菜 ソラマメなど

④ マッサージしましょう 足をよくマッサージしましょう サロンの妊婦さんたちもセルフケアにマッサージをよくしていただき、つらいむくみがかなり楽になられています。(オイルを使ってすべりをよくしながらだと尚良し)ふくらはぎ、足の甲、くるぶしの周りをむくみが強い場合は痛みを感じることがあるので、強いマッサージはNGですが硬く張っている筋肉をほぐすイメージで下から上に向かって(足の付け根のリンパへ向かって)流す、もみほぐしましょう。

⑤ 水分はしっかりとりましょう トイレが大変だから、むくみがつらいからと水分を控えてしまう方もいらっしゃいますが、それはむくみを悪化させることになりますので、適量の水分は必要です。冷たい水分は体を冷やし、むくみを悪化させますので、常温、温かい飲み物がおすすめです。トイレが近くなるのが大変という方は妊婦さん用のベルトで下腹部の下の方、お尻に近い部分に子宮を持ち上げるようなイメージでベルトを着けてみてください。子宮が持ち上がると膀胱の圧迫感が和らぎ頻尿の改善にも骨盤の歪み、切迫早産の予防にもなります。

⑥ 寝る姿勢は少し足を高くセッティングしてみて感がください。足を高く上げすぎると腰やお腹に負担がかかるので少しだけ高くがポイントです。後期は横向きで寝る体勢をとる方が多いと思いますが、頭の枕もタオルなどを枕の下に重ね高くすると頭が下に沈まずに足の高さとのバランスもとれて眠りやすくなります。できれば自分の姿勢がお布団に対して垂直になるように骨盤がねじれたり上半身が極端につぶれるような体勢だと足の付け根のリンパも圧迫して流れが悪くなりむくみの原因にもなります。

 

 

 

←こんなイメージ

 

 

たくさん書きましたが、日々コツコツ取り入れ妊娠中過ごされると、パンパンにむくんで歩くのもつらい、眠るのもつらいといったヘビー級の妊娠特有のむくみは必ず改善できますよ!これらの積み重ねは妊娠中の腰痛や肩こり、足のこむら返り、便秘の予防や改善にも役立ちますし安産への体作りと産後の体の回復にもつながっていきます。

お腹の赤ちゃんと過ごす一生のうちの10カ月をぜひご自分と赤ちゃんのために大事にお過ごしくださいね!!

 

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